満月キャンプに沢ハイク
家族でキャンプに行ってきました
山男の父と
山女になりたいわたしと
山は好きだけど登山はしたくない母
初心者ハイキングでしたが
滝を目指すコースのため
岩場で足元が悪く
崖登り並みの階段や
しまいには鎖場があって
母、こんてんぱん(笑)
大声山男の父は
「ここ滑るから絶対に気をつけて!」
「足元よく見て!ここは3点確保ね!」
と本気100%で言ってきます
そんな父には
「はい!」
と大声で返事をすればOK(笑)
ふざけながらでも
返事だけ良ければ大丈夫です
っていうのは
父の言ってることが正しいと
理解しているわたしは
父に怒られることはしません
そして謎に湧きあがる
無意識のサバイバル精神で
~もし今が、遭難して体力が尽きた状態なら
この岩をどう登るか~
なんて設定を楽しんでいると、
自然と安全第一を見つけて
登山のコツを掴んでいるようです
一方、母は少々おてんば(笑)
「ぐらつく石には乗るんじゃないよ!」
「このコースで渡ってきなさい!」
と、本気100%で注意する父を目の前に
ぐらつく石に乗ってしまい
転けそうになった挙げく
不安定な石を飛びながら渡り
父に怒鳴られます(笑)
そんな時の母はこんな顔をしています😙
(笑)
チームを和ませるために
点呼してー!
と父に言うと
父は乗り気で指なんか立てながら←
父「1!」
わたし「2!」
母「・・・15ー😝」
とか言います(笑)
そうかそうだった
チームの安全を守るのは最後尾だと
思ったわたしは後ろに回り
大声で父に返事をしながら
母を励ましたり
冗談を言いながら
なんとか滝まで行けました(笑)
ふふふー嬉しい✨
山男の父は、母の身体を考え
安全第一でもうひとつの滝は見ずに
引き返すことにしました
安全第一なのは
自然の厳しさを知っているから
そう人生を生き抜いてきた父を
わたしは尊敬しています
豆が潰れたり
皮がべろっとなんて日常茶飯事
ものすごく逞しい人です。
一方の母も
疲れたと言いながらも
父より健康体なので
筋肉痛のひとつもありません(笑)
前回は、前日の悪天候により
足場が悪くなってて断念したコースだったので
念願の滝まで行けて満足!
初めての沢歩きや
念願の鎖場まで体験できて
超楽しかったです!😆
下山後は
中川温泉ーぶなの湯
ここの湯はまろやか
神経の緊張がやさしくほぐれます
今回のキャンプは
風もなく寒すぎず
登山にしても
キャンプや焚き火にしても
絶好の天候でした
満月だったので
焚き火を囲いながらお月見して
星をきれいだったなぁ
蟹座の満月に
家族とキャンプをしながら見るなんて
ナイスタイミングだ
山といえば
何より見物な焚き火は
キャンプに来る度に
父がイキイキしながら火を起こします
焚火の火は生命そのもの、美しいですね
燃えあがる姿は青年期
火花は爆発する感情
木が焼けて亀裂が走りながら曲がる姿は
骨粗鬆症や曲がる背骨
静かな熾火となり
しかし燃え上がる青年時代より熱く
魂が熟している老年
灰になり、死にゆく
そんな一生、生命燃焼にみえます
翌朝、いつものように
まわりの自然に声をかけながら
ひとりで散歩をしていたら
山の朝の、新しい楽しみを見つけました
それは
川の大きな石に寝っ転がること
ひんやりと冷たい背中から
ここで生きる石生命を感じながら
ほんのり暖かい朝日を全身で浴びます
アーシングですね
はぁー気持ちいい
キャンプの朝はいつも
スケッチをするのですが
今回は、そのとき視界に現れた
空に浮かぶ枯れ枝を描きました
そんな景色を見せてくれた石に
イッシーというあだ名を付けて
「また会いに来るね」と声をかけてお別れ
そうそう
前回、初めての川釣りで
大物に針を引きちぎられたので
今回はパワーアップした
釣り道具を用意して
楽しみにしていたのですが
出来ませんでした🥲残念!
次回の楽しみとします。
父が怒るだけの人みたいに
なっちゃいましたが
父の沸点は
安全からの逸脱なので
そこだけ守っていれば
世間で言うところの
人生の大失敗をしても
理由も聞かずに
「そうか😁」と返答するだけの
懐が深い人です。
そんな父や母との
楽しい山旅でした☺️
普段は会えないので
たまの家族じかん
山で汲んだお水を
くぅさんのお土産にして
そそくさと帰りましたとさ😺